「一生行くことが無なさそうな県」第1位の佐賀県、実は人気観光地の宝庫!

大都会、福岡と国際観光都市、長崎に挟まれて、とにかく、「何にも無い。」と影が薄かった佐賀県が、じつは人気観光地の宝庫であったというお話。佐賀県の魅力溢れるスポットをまとめてみました。

風光明媚の中で、美味(グルメ)を味わえる佐賀県

●呼子のイカ刺しと朝市と名護屋城跡や波戸岬

九州の美味しいものを挙げたときに、必ず上位に顔を出す呼子(よぶこ)の「イカ刺し」。正確には「イカの活き造り」。生きた状態のまま調理してくれるので、当然、新鮮です。
そして、呼子といえば「朝市」。呼子の朝市通りには毎日、朝7時半から11時まで市が立ちます。50店以上の露店に産地直送の魚介、野菜などが並びます。イカの一夜干しやアジの味りん干しなどが人気。
呼子からちょっと足をのばして、名護屋城跡を経て、波戸岬へ。「名護屋城」は、豊臣秀吉の文禄、慶長の役の前線基地として築かれた巨城。周辺に120ヵ所の陣屋を置いた、殊に壮大な夢の跡。
「波戸岬」は、恋人たちの聖地とされる渚。玄界灘に突出した岬からの夕日がおすすめ。「さざえのつぼ焼」を楽しめる屋台が並んでいます。

●有明海の滋味、竹崎カニと祐徳稲荷
呼子が佐賀県の北端なら、佐賀県の南端は「太良」。有明海に面しています。この海で獲れるワタリガニ(ガザミ)が「竹崎カニ」。干満の差が大きな有明海に生息する滋味豊かなエサをたらふく食べて、甘味が濃くなった特別なカニです。塩ゆで、刺身、焼きガニ、天ぷらと、メニューも豊富。甲羅酒もお忘れなく。
太良の207号線沿いは、竹崎カニの食事処と並んで「かき焼処」も楽しめます。
太良の北、鹿島には日本三大稲荷の一「祐徳稲荷神社」が鎮座します。太宰府天満宮に次ぐ、九州第二の参拝客数を誇る、壮麗な大社。祐徳稲荷に参拝して「竹崎カニ」に向かうのが、佐賀県人の慣習です。

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祐徳稲荷神社

温故知新で、美と触れ合える佐賀県

●陶磁器の故郷(ふるさと)有田
「有田」は日本磁器発祥の地とされます。ここは400年の歴史が息づく陶磁の町。陶磁店が軒を連ね、柿右衛門や今右衛門らの名工の技を称えるギャラリー、そして、100軒を超える窯元が、訪れる人々を魅了します。
おすすめは「有田ポーセリンパーク」。ドイツのツヴィンガー宮殿を再現した陶磁のテーマパーク。そして、ゴールデンウィークの「有田陶器市」。この全国最大級の陶器市では600店が軒を連ね、100万人を越える人が訪れます。

●伊万里秘窯の里、大川内山
有田の北方には、伊万里秘窯の里「大川内山」があります。江戸期に佐賀鍋島藩の御用窯が伊万里の山間に置かれ、秘窯とされて、色鍋島、鍋島染付、鍋島青磁などの献上品が造られました。やがて、それらの磁器は世界の至宝となります。
山に囲まれた大川内山には、30軒以上の窯元が犇めき、古窯跡などの歴史遺産や陶磁のオブジェが町並みを飾り、陶磁ファンで賑わいます。

●城下町の風情と温故知新の名陶、唐津焼
波静かな唐津湾と白砂青松の名勝「虹の松原」。松浦川の河口には「唐津城」の白亜の天守と、まるで絵はがきのような町、唐津。6万石の城下町は、武家屋敷や商家が軒を並べて風情に溢れています。
その静かな城下町に、70軒以上の「唐津焼」の窯元が散在します。唐津焼は、質朴と侘びで、茶の湯の名物として好まれ、一井戸二楽三唐津などと格付けされました。
伝統的な技法を継承する中、各窯元には独自の作風が生まれ、温故知新のこころが、唐津焼の魅力とされます。

歴史と文化のロマンに触れる佐賀県

●吉野ケ里遺跡と名勝、九年庵
「吉野ヶ里遺跡」は弥生期の環濠集落跡。我が国最大の弥生遺跡とされ、弥生期における「クニ」のかたちをみせる遺跡です。大型建物や物見櫓などが復元され、魏志倭人伝の「邪馬台国」を彷彿とさせます。歴史ロマンに駆り立てられたファンが全国から訪れます。
また、吉野ヶ里の北に、国の名勝「九年庵」があります。ここの春の新緑、秋の紅葉は絶景。シーズン時の公開は大賑わいです。吉野ヶ里遺跡見学の際におすすめ。

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吉野ケ里遺跡

●長崎街道の歴史遺産とえびすの町、佐賀
佐賀の旧長崎街道沿いは江戸、明治、大正にかけての町屋や武家屋敷、洋風建築の街並みが残り、時代を超えた歴史遺産として人気です。
また、佐賀は「えびす信仰」が盛んなところ。辻ごとにえびすの石像が見られます。その数は425体、日本一の数を誇ります。えびすは商売繁盛の神様、佐賀のえびす見物でご利益を頂きましょう。

湯けむりに包まれて、癒される佐賀県

●武雄温泉と奇景、御船山と大楠
1200年前に開湯されたという「武雄温泉」。江戸期は長崎街道の宿場として栄え、伊達政宗や宮本武蔵、また幕末のシーボルト、吉田松陰が訪れたとされる名湯です。
武雄温泉のシンボルは、竜宮城をイメージした朱塗りの楼門。東京駅を設計した辰野金吾の手によるもので、その内、「武雄温泉新館」は立ち寄り湯の名所。
武雄温泉入湯の際に、ぜひ寄って頂きたいのが御船山と大楠。「御船山楽園」は武雄領主の壮大な庭園。四季折々の絶景が楽しめます。「武雄の大楠」は武雄神社の御神木。樹齢3000年とされる巨木で、根元に12畳の空洞があり中に祠が祀られます。森羅万象のパワースポットとして人気です。

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武雄の大楠

●日本三大美人湯、嬉野温泉
「嬉野温泉」は美人湯として有名。 浸かるだけでお肌がつるつるに。歴史は古く、肥前国風土記に病を治す名湯として登場します。嬉野川を挟んで50軒の旅館が軒を連ねます。大正ロマン建築の公衆浴場「シーボルトの湯」が人気。温泉の後は、名物「温泉湯どうふ」のまろやかな味がおすすめです。

●古湯温泉と名勝、川上峡
「古湯温泉」は佐賀北部の山間、嘉瀬川沿いの温泉町。伝説では2200年前に秦より不老長寿の薬を求めて渡来した徐福が発見したとされます。古くから湯治場として知られ、斎藤茂吉、青木繁、郭沫若らの文人墨客が訪れました。名物は白玉饅頭。
下流域の川上峡は、九州の嵐山と呼ばれる名勝。春は桜、初夏には数百の鯉のぼりが泳ぎ、秋は紅葉の名所として四季折々を楽しめます。

と、いうことで、突出した観光地はないのですが、じつは、魅力溢れる観光地の宝庫であった、面目躍如の佐賀県。「一生行くことが無さそうな県第1位」の佐賀県に対する意識は、少しは変わりましたでしょうか。

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